歯磨きと脳の関係性
2018年9月25日 (火)
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今回のキーワードは、「歯磨きと脳」
歯磨きと脳の関連性。
一見何のつながりも無さそうで、じつは歯磨きをすることはお口の汚れを落とすだけではなく、脳と関連して良い効果をもたらしてくれることが判っています。
〇 脳が活性化される!
2010年に花王のヒューマンヘルスケア研究センターが「歯磨きが脳を活性化する効果がある」と発表しました。
研究では、疲労後に歯磨きした時としない時を比較したところ、磨いた時の脳の疲労は優位に低迷し、注意力も高まる傾向がみられたそうです。
これにより、歯磨きすることで脳が活性化され、有効的な効果があると考えられるようになりました。
〇 「香り」がもたらす脳への効果
また、疲労後に歯磨きすることは、リフレッシュ効果を得られるということも提唱されています。
これは歯磨き剤に含まれる香料などによる爽快感やアロマテラピー効果が考えられ、、好きな香りの歯磨き剤や洗口剤を併用することが関連しているのではと考えられます。
疲れた時に歯磨きすることは香りの効果が脳を刺激し、気分転換になるのでしょう。
〇 毎日歯磨きを続けることも大切
歯ブラシがお口に挿入されることで、口内はほどよく刺激を受けます。この刺激で「サラサラ唾液」の分泌を促します。サラサラ唾液は成長ホルモンの一種である「バチロン」の分泌を促すよう、脳に指令を送ります。バチロンが分泌されると、全身の代謝を活性化し、歯や骨を丈夫にする効果や肌の美しさにも関係するといわれています。
〇 私たちも、歯磨きは、1日3~4回(朝、昼、夜、寝る前)行いますが、気分によって、歯磨き剤は変えずに、歯磨き後のフッ素ジェルやMIペーストといった、歯質の強化や再石灰化を促すものを使用します。
このフッ素ジェルとMIペーストは、味と香料の種類がたくさんあります。
歯質強化と、脳のリフレッシュに、是非どうぞ!