「歯周内科治療と正しい歯磨き」の知識と方法について
2018年6月25日 (月)
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今回は、すみとも歯科クリニックでしか聴けない、「歯周内科治療と正しい歯磨き」の知識と方法についてお話をします。
本来、歯磨きの目的は、歯垢(プラーク)をしっかりと取り除くということです。
歯垢(プラーク)とは、細菌の塊でありこれを取り除かない限り、お口の中の環境はどんどんと悪化し、結果的に虫歯や歯周病、口臭の原因などになります。
さて、前述に出てきた歯周内科治療とは、本当の原因であるあなたのお口の中の細菌を特定して、取り除く方法です。
お口の中の菌のほとんどが、虫歯菌であれば、単なる歯磨きで対処出来ます。
しかし、日本人の約8割の方は、歯周病菌やカビの真菌が多く、これらは身体の中に入り込み、内科的な疾患にも関与していることが分かっています。
これらの菌に対する治療には、歯周内科治療が必要になってきます。
位相差顕微鏡検査、診断は、無料。
治療になっても、お薬代3,000円程度の方がほとんどです。
歯垢(プラーク、細菌の塊)は、
①歯の表面
②歯と歯茎の間
③歯と歯の間に溜まります。
そのため、歯磨きをする際にはこの3つの場所を丁寧に磨くことが必要です。
①歯の表面を磨く際には、歯の面にまっすぐに歯ブラシをあてながらゆっくりと磨いていきます。1本1本ごとに磨きます。
②また、歯と歯茎の間を磨く際には、歯ブラシが45度の角度になるようにしましょう。
③歯と歯の間を磨く際には、歯ブラシを、「軽い力」で磨き上げましょう。
歯ブラシと歯間ブラシを使用するときに、細菌を除菌出来る、天然由来の歯磨き剤を歯茎に浸透させるのがポイントでもあります。
日々のケアが十分にできていれば、虫歯や歯周病になるリスクもぐっと抑えられます。
あなたに合った本当に正しい歯磨きの仕方を覚えて、毎日丁寧にお口のケアをしましょう。